岡本太郎の「明日の神話」
先日友人らが渋谷に設置、公開されたばかりの岡本太郎作の巨大壁画「明日の神話」を見てきたそうです。
年末行く予定なので楽しみです。
しかし、テレビで流れていたのですが、あの場所は山手線などの振動で作品が傷むおそれもあるということです。
岡本太郎さんは壊れたらオレが直してやるといって自分の作品を多くの人に見てもらうことを大切にしたということですが、あそこに展示するのは太郎さんの趣旨を取り違えてるようにも思うんだけど、どうなんでしょうか。いくら多くの人の目に触れる(通行する)からといって、わざわざ作品が傷む心配のあるところに設置するというのは...
テーマとなっていると思われる原子爆弾=核兵器のことを考えれば広島とか長崎だって多くの方が訪れる観光地でもあるし、作品のテーマと現実とのつながりも実感できるのでふさわしいのでははないかとも思うんだけど。
そのほうが岡本さんの伝えたいこともよりストレートに伝わるような気もしますが、いかがなものでしょう?
「明日の神話」を見に広島や長崎まで行く人もいるだろうから、地方の役に立つけど、渋谷では観光まで東京一極集中という感じが拭いきれません。
| 固定リンク
| コメント (0)
| トラックバック (0)