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2011年12月

2011年12月25日 (日)

国産小麦で作ってるパン屋やうどん屋の安全をちょっと考えてみた

自分は日本と世界から原発をなくしたいと思っています。このエントリーは福一の原発事故を軽視するつもりはまったくないものです。

twitterで

「国産小麦で作ってるパン屋さんやうどん屋さんがいたら、放射性物質に汚染された小麦粉=微粒子を吸うことの危険性について、どう自分の身を守ったらいいか、農水省、厚生労働省、保健所などにがんがん問合わせるよう教えて差し上げてください。肺に入れたら深刻」

というツイートが流れていました。

、麦って大部分が輸入に頼っているはずだし、福一の放射能汚染でどれくらい問題になるのだろうか?という疑問から調べてみたことを判断の参考にでもなればと書くものです。

2011/12年版の日本国勢図会によると

国産と輸入については
生産(国産)/輸入 (単位:千t)
2008年 881 / 5,186
2009年 674 / 5,354
となっていて、国産小麦は1~2割程度だった。

小麦の主産県の収穫量については
全国 571,300(t) 100%
北海道 349,400 61.2%
福岡 44,500 7.8%
佐賀 28,100 4.9%
群馬 20,100 3.5%
埼玉 15,000 2.6%
滋賀 14,900 2.6%
愛知 12,400 2.2%
三重 10,600 1.9%
茨城 9,930 1.7%
------
その他
宮城 4,590t
福島 651t
栃木 8,720t
(農水統計2010年産4麦の収穫量第2報)
ということで関東~東北南部では国産の1割程度ではないかと思われる。

ちなみに供給の内訳(2009年概算値)はというと
飼料用 541(t)
種子用 20
加工 331
減耗量 161
粗食糧 5205
供給量 6258

自給率と都道府県別の収穫量から考えれば、汚染がありえそうな地域産の小麦のシェアは数%だろう。それを扱う労働者の被爆というのは、内部被爆のリスクを考えても、特に線量の高い地域ものをわざわざスポット買いするとかでなければパン屋さんが粉を吸い込んで被爆…というところまでは自分としてはあまり考えられないような気もする。

逆にいえば、確率が低いだけで(絶対)安全とも言えないわけでもあるが。

そして食糧自給率が低いのが不幸中の幸いというかなんというか、なんともやるせない。

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