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2011年4月

2011年4月16日 (土)

「○○がいやなら日本に住むなよ」がおおむね暴言であると思う理由

ひとりでももラッセルをして下山、温泉から上がったら大津波警報が出ていた3.11。けっして忘れることのできない山行になってしまいました。
そしていつの間にか、春。今日は暖かい雨が降っています。

その日の山行についてはまた気が向いたら書くことにして、今日は時折見かけることのある論調に噛みついて(笑)しまいたい衝動に駆られたのでそのことを。

「○○がいやなら日本に住むなよ」といったものを目にしたり、聞いたりすることがあるのだけれど、今回の原発事故をきっかけに原発をどうするかという流れの中で見かけた。

絶対に間違っていないとは言わないんだけどね。
たとえばお金にも仕事にも絶対に困る心配がなくて、今いるところ(日本)に住まなくてもいいやとか条件が揃えばのはなし。

だけど、おおむね暴言だと思います、はい。
避難指示の出てる地域の住民の前で言ってみろ、その場でボコボコにされるぞってくらいの暴言ではないかと。

私たちは生まれる場所や国を選ぶことができません。
自分が生まれ、育ち、または生活の場として選んだ場所に、原発などはあとから入り込んでくるんですね。望まないものに「国策」などというもので踏みにじられる。
個人の尊厳も、生まれ、育ち、生きている土地への愛着が無視されてしまうということ。
それは「自由」な国なのだろうか?
権力の自由=独裁でしかないし、それを許しちゃいけないと思います。

物事をしっかり話し合い、譲れるところは譲りもして最終的には多数決で決める。変えるべき所は変える。それが政治なのだけど、現時点での「少数派」に「出て行け」というのはそれを否定することに他ならないんじゃないかと。
せっかくの一応は民主的な政治制度があるのにそれを否定しかねないとっても危険な論調のような気がします。

日本以外のことまで考えれば北朝鮮の人に「嫌なら脱北すればいいじゃん」とか、脱北ってそんなに簡単じゃないんだよ。リビアだって中国だって似たようなもの、出て行くことすらできないなんてことはざら。

なんかまとまらないままだけど、そんな感じ

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