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2007年11月26日 (月)

雪崩と温暖化?

な~んか相次ぐ雪崩事故で今シーズンの北海道の冬山は開幕って感じです。

十勝岳の遭難は痛ましいですね。ニュースサイトのなくなられた方の乗った担架の写真を見るとやりきれない思いがします。

個人的に感じたことを何点かかいておきます。

・やっぱりビーコンは今の時代、それなりの場所を歩くなら必需品だろう。冬山登るからには他の装備だってそれなりの価格のモノをそろえる必要がある。ピッケルやスキー板買ってるわけだからビーコン・スコップを買えないとは思えない。山岳会もビーコン(など)なしにはピッケル・アイゼンなしに雪上訓練できないくらいの毅然とした態度を取って欲しい。山岳会なら、あまり冬は登らない会員用には会で何台かはレンタル用に用意するというのも可能かもしれない。

・年ごとに寒気や降雪は変動する。いままで大丈夫だったという経験に頼り切ることなく判断・行動しなければならない。事故現場となった安政火口は例年、コンクリートされた岩が雪で埋まる前の岩稜登攀や斜面・雪壁での雪上訓練のゲレンデになってきた。こんなにドカ雪がこの時期に積もるのは「比較的」珍しい。この20年くらいでやはり気候は変動している、地球温暖化が原因だろう。

・雪氷学会の注意喚起など各種情報の収集・活用が重要。「もし」は意見ないのだが、それでもその前に起きた同じ安政火口での遭難の調査をした雪氷学会の雪崩の注意喚起が行き渡っていればこんなことにはならなかったのではないかと思ってしまう。雪崩は当日だけでなくその日までの寒気・風向・降雪量に左右されるところが大きい。

追伸
25日、良く通うところだから状況を見ておこうとにテレ友たちと現場近辺に入山。この数年の中では雪がやはりかなり多かったです。ハイマツ帯の吹きだまりは60~70センチくらいでハイマツが顔を出すのですが、全てがまだ締まりきっていない新雪でした。60センチくらいのところに力一杯たたいて切れるくらいの弱層がありました。
笹や灌木はまだあと一降り、二降りしないと隠れないけれど少しは滑れる状況になってきました。

今日は暖気が入って街は午前中けっこうな雨ですが850hpa(2000m程度)の高層天気図では雪と雨の微妙なところ。雨が浸透して弱層が解消してくれると良いのですが、半面この後の寒気の入り方とかによってはまた新たな弱層にも...

これ以上の事故のないシーズンにしたいものです。

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