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2007年8月15日 (水)

闖入者

外来種問題が何かと取りざたされる今日このごろ。
またこんなものが。

20070805mantema

知人が旭岳ロープウェイの姿見の駅付近で撮影したもの。チシママンテマだろうとのこと。
先日は同じ姿見周辺でセイヨウタンポポを見ているのだが、かなりやばいところまできてしまっているような気がします。
セイヨウタンポポなら、どこからでも入ってきそうなのですが、チシママンテマなんていくら北海道とはいえそんじょそこらにあるものではありません。誰かが意図して植えるか、生えている場所から種が持ち込まれたかでしょう。

なぜこんなに次々とその場所にあるはずのないものが侵入してしまっているのだろう?
車での移動が非常に多くなってしまっていること、なかでも旅行会社のツアーがこの闖入を拡大させているような気がします。
公共の交通機関を利用した場合、いくつかの山域を渡りハイキングシューズ程度なら靴を替えることなく街を歩き、街で種は落とされてしまうはず。たとえ靴を替えたとしても、靴についていた泥などは移動時には極力落とした状態で持ち運んだり、移動時に収納袋の中で落ちていく確率が高いと思われます。
これが自家用車やバスツアーなどになると状況は一変、点から点への移動で、なおかつ移動時間もバスや列車を乗り継いでいくのに比べて格段に短くなります。商業バスツアーに至ってはその人数は20~50人あまりにもなって、一般的な個人のグループの10倍以上にもなることがほとんどです。

件の姿見の池周辺ではここ数年コマクサが数株咲き、うわさでは今年環境省が除去したとかの話も聞いています。天塩岳では誰かがコマクサを持ち込んだものが繁殖し、やはり昨年抜き取りを行っているといいます。

一刻も早く登山口には靴底をしっかりと洗う設備とそれを監視する体制をしかなければならないとおもいます。そして、できれば、環境負荷の高い商業バスツアーは規制するべきではないかと思います。
すべてとはいいませんが、現在商業バスツアーの多くでは、ガイドレートが異常に低く、目が行き届かない。またストックのゴムキャップなどの徹底がされていない。添乗員を含めて装備、体力の不足が目立つなど多くの問題を抱えています。添乗員も安い賃金と多くが「ハケン」という身分で過酷な日程を任される。

外来生物による遺伝子と生態系の攪乱を甘く見てはいけないし、アライグマの駆除や植物の抜き取りなど動植物を人間の都合で虐待するようなことを増やしてはいけないと思います。

米軍の基地を移転するのに8兆円とか使える金(税金)が使えるのなら、もっともっと役に立つことに使ってほしいと思うんです、ホント。シンゾーくん、首相の座にしがみつくなら、それなりのことをやっておくれ!!

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