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2007年8月21日 (火)

闖入者 - 調べてみた -

先日の姿見の池付近のマンテマ
http://eastend.cocolog-nifty.com/eastend/2007/08/post_7ee9.html

どうも腑に落ちないところがあるので図書館で調べてみた。
何が疑問かというと、最初この話を聞いたときにカラフトマンテマだとかチシママンテマなんていう限られたところにしかないものがどうして旭平なんかにやってきてしまったのか?ということだった。
だから数年前から近所で見かけるマツヨイセンノウ(ヒロハノマンテマ)ではないかと思ったのだ。
そして、なんか私の持っている何冊かの図鑑のどれとも少しちがうような気がしたこと。
あまりに釈然としないので、今日、近所のマツヨイセンノウを見てきた。そして、ネットでチシママンテマとカラフトマンテマ、マツヨイセンノウを検索してみた。
どうも3種は非常に似ていて、ネット上でもマツヨイセンノウとカラフトやチシマが混同されているような感じまでする。カラフトやチシマが北海道ではそこいらの道端にあるんですね、というようなものがいくつか見られたからだ。

ネットで検索するにつれ疑念はどんどん高まってしまうので、えいやっと図書館に行ってきました。

わたしの調べた範囲での結論。
カラフトでもチシマでもマツヨイセンノウでもなく、「シラタマソウ(Silene vulgaris)」である可能性が非常に高いということ。

以下私の判断の根拠。

『朝日百科 植物の世界7』(1997)、『日本の野生植物 II』(平凡社1982)、『原色高山植物大図鑑』(北隆館1987)にはシラタマソウは記載されていなかった。

『日本帰化植物写真図鑑』(全農協2001)、『日本の帰化植物』(平凡社2003)に記載があった。
「植物体にまったく毛がない。がく筒ははじめから袋状で網状脈が明瞭」(『日本の帰化植物』検索表)、葉は「粉白色」を帯びる(両図鑑とも)、の記載が決定的であった。また、写真のがく筒のかたちも他のマンテマよりぷっくりとして先日の写真により近く、花弁が広く重なりあっている様子も似ています。

同じ帰化植物のマツヨイセンノウは先に記した図鑑には出ていてもシラタマソウは出ていないからわざわざ帰化植物の図鑑までは調べないから、判断は難しいですよね。
どっちにしても旭平なんていう場違いなところに彼はに入り込んじゃったことは確からしい。

ちなみに先日の旭平の写真の花を拡大
20070821mantema_asahi01

うちの近所のマツヨイセンノウ(だと思われる)
すくなくともマツヨイセンノウでないことは確かなようだ。
カラフトとチシマは図鑑でしか見たことがないので分かりません。
20070821mantema_matu02

全体はこんな感じ
ちなみにこれは一番小さい株で高さ30センチくらい。
70~80センチくらい株も一緒にありました。
20070821mantema_matu01

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